五十肩の原因と治し方|放っておくと長引くつらい肩の痛み
- nanakusaacbs
- 5 日前
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更新日:4 日前

「腕を上げると痛い」「背中に手が回らない」「夜にうずくように痛む」そんな症状が続いている場合、“五十肩”の可能性があります。
実は五十肩は 自然に治るまで1〜2年かかることもある と言われ、早めの適切なケアがとても大切です。
この記事では、五十肩の原因・症状の特徴・セルフケア・整骨院での施術についてまとめました。
五十肩ってどんな症状?
医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、肩関節のまわりの筋肉・腱・関節包などが炎症を起こし、可動域(動かせる範囲)が狭くなる状態のことです。
✓ よくある症状
腕を上げる・回すと鋭い痛みが出る
夜間にズキズキとした痛みが強くなる
背中に手が回らない(エプロン動作・結帯動作が困難)
服の着替えや洗髪がつらい
動かさずにいると余計固まっていく
40〜60代に多く発症するため“五十肩”と呼ばれますが、30代・70代でも起こることがあります。
五十肩はどうして起こる?
はっきりした原因はまだ完全には解明されていませんが、次のような要素が関わっていると考えられています。
① 加齢による組織の変性
腱や関節包の柔軟性が低下し、炎症が起こりやすくなります。
② 長期間の肩の酷使
重い物を持つ仕事やスポーツなどで負担が蓄積。
③ 姿勢不良(猫背・巻き肩)
肩甲骨の動きが悪くなり、肩関節に負担が集中して炎症が起こりやすくなります。
④ 糖尿病やホルモンバランスの影響
血流や組織の修復能力が低下すると、発症リスクが上がるという報告もあります。
五十肩の進行は3段階
五十肩は、痛みの出方や動かせる範囲によって段階が変わります。
① 急性期(炎症期)
じっとしていても痛む
夜間痛が強い
炎症がピークの時期▶ 無理に動かすと悪化するため、まずは炎症を抑えることが最優先
② 慢性期(拘縮期)
痛みは減るが、肩が固くて動かない
腕が上がらない、外に回らない▶ 凝り固まった組織をほぐし、可動域改善が必要
③ 回復期(寛解期)
動かせる範囲が徐々に戻る
適切なリハビリで回復スピードが大きく変わる▶ 正しい運動療法で後遺症を残さないことが大切
自分でできる五十肩セルフケア
※痛みが強い急性期は無理に動かさないでください。
✔ ホットパックや入浴で温める
血行が良くなり、肩の緊張がやわらぎます。
✔ 肩甲骨の軽いストレッチ
肩甲骨を動かすことで肩関節への負担を減らせます。
✔ 猫背の改善
胸のストレッチ、背中を伸ばす姿勢意識が重要。
✔ 無理のない範囲で腕を振る運動(コッドマン体操)
痛みが強くない時期に有効。
整骨院ではどんな施術をするの?
ななくさ鍼灸整骨院では、五十肩は段階を見極めて施術内容を変えています。
急性期
炎症を抑える施術
鍼灸で痛み緩和・血流改善
テーピング・冷却指導
動かしすぎないための生活アドバイス
拘縮期
固まった筋肉・関節包のリリース
肩甲骨の可動域改善
姿勢調整・インナーマッスルアプローチ
その人に合わせたリハビリ運動
回復期
筋力・柔軟性アップの運動療法
再発しない肩の使い方指導
「痛いから動かさないでおこう」という人が多いですが、適切な時期に正しいリハビリを行うことが 回復を早める最大のポイント です。
まとめ
五十肩は自然に治ることもありますが、放置すると痛みが長期化したり、可動域が戻らないままになることも少なくありません。
早めの施術と段階に応じたケアで、日常生活のつらさを大きく減らすことができます。
【ななくさ鍼灸整骨院】
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