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五十肩の原因と治し方|放っておくと長引くつらい肩の痛み

  • nanakusaacbs
  • 5 日前
  • 読了時間: 3分

更新日:4 日前

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「腕を上げると痛い」「背中に手が回らない」「夜にうずくように痛む」そんな症状が続いている場合、“五十肩”の可能性があります。

実は五十肩は 自然に治るまで1〜2年かかることもある と言われ、早めの適切なケアがとても大切です。

この記事では、五十肩の原因・症状の特徴・セルフケア・整骨院での施術についてまとめました。


五十肩ってどんな症状?

医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、肩関節のまわりの筋肉・腱・関節包などが炎症を起こし、可動域(動かせる範囲)が狭くなる状態のことです。

✓ よくある症状

  • 腕を上げる・回すと鋭い痛みが出る

  • 夜間にズキズキとした痛みが強くなる

  • 背中に手が回らない(エプロン動作・結帯動作が困難)

  • 服の着替えや洗髪がつらい

  • 動かさずにいると余計固まっていく

40〜60代に多く発症するため“五十肩”と呼ばれますが、30代・70代でも起こることがあります。


五十肩はどうして起こる?

はっきりした原因はまだ完全には解明されていませんが、次のような要素が関わっていると考えられています。

① 加齢による組織の変性

腱や関節包の柔軟性が低下し、炎症が起こりやすくなります。

② 長期間の肩の酷使

重い物を持つ仕事やスポーツなどで負担が蓄積。

③ 姿勢不良(猫背・巻き肩)

肩甲骨の動きが悪くなり、肩関節に負担が集中して炎症が起こりやすくなります。

④ 糖尿病やホルモンバランスの影響

血流や組織の修復能力が低下すると、発症リスクが上がるという報告もあります。


五十肩の進行は3段階

五十肩は、痛みの出方や動かせる範囲によって段階が変わります。

① 急性期(炎症期)

  • じっとしていても痛む

  • 夜間痛が強い

  • 炎症がピークの時期▶ 無理に動かすと悪化するため、まずは炎症を抑えることが最優先

② 慢性期(拘縮期)

  • 痛みは減るが、肩が固くて動かない

  • 腕が上がらない、外に回らない▶ 凝り固まった組織をほぐし、可動域改善が必要

③ 回復期(寛解期)

  • 動かせる範囲が徐々に戻る

  • 適切なリハビリで回復スピードが大きく変わる▶ 正しい運動療法で後遺症を残さないことが大切


自分でできる五十肩セルフケア

※痛みが強い急性期は無理に動かさないでください。

✔ ホットパックや入浴で温める

血行が良くなり、肩の緊張がやわらぎます。

✔ 肩甲骨の軽いストレッチ

肩甲骨を動かすことで肩関節への負担を減らせます。

✔ 猫背の改善

胸のストレッチ、背中を伸ばす姿勢意識が重要。

✔ 無理のない範囲で腕を振る運動(コッドマン体操)

痛みが強くない時期に有効。

整骨院ではどんな施術をするの?

ななくさ鍼灸整骨院では、五十肩は段階を見極めて施術内容を変えています。

急性期

  • 炎症を抑える施術

  • 鍼灸で痛み緩和・血流改善

  • テーピング・冷却指導

  • 動かしすぎないための生活アドバイス

拘縮期

  • 固まった筋肉・関節包のリリース

  • 肩甲骨の可動域改善

  • 姿勢調整・インナーマッスルアプローチ

  • その人に合わせたリハビリ運動

回復期

  • 筋力・柔軟性アップの運動療法

  • 再発しない肩の使い方指導

「痛いから動かさないでおこう」という人が多いですが、適切な時期に正しいリハビリを行うことが 回復を早める最大のポイント です。


まとめ

五十肩は自然に治ることもありますが、放置すると痛みが長期化したり、可動域が戻らないままになることも少なくありません。

早めの施術と段階に応じたケアで、日常生活のつらさを大きく減らすことができます。



【ななくさ鍼灸整骨院】

〒501-4607 岐阜県郡上市大和町徳永70-8

📞 0575-88-2708 🕒 月~金 9:00〜12:00/16:00〜19:00 土9:00〜13:00

各種健康保険・交通事故・労災対応

 
 
 

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