ぎっくり腰の原因と正しい対処法|動けないほどの痛みはどうケアする?
- nanakusaacbs
- 11月26日
- 読了時間: 3分

「朝起きた瞬間に激痛が走った…」「物を持ち上げた瞬間に腰が抜けたように痛い」「前かがみになったまま動けなくなった」
こうした急な激痛は “ぎっくり腰(急性腰痛)” と呼ばれ、誰にでも突然起こる可能性があります。
実は、ぎっくり腰は 急な動作だけが原因ではなく、日頃の蓄積疲労が爆発したもの であることが多いです。
この記事では、ぎっくり腰の原因・症状・正しい対処法・整骨院でできるケアをまとめました。
ぎっくり腰とは?
医学的には「急性腰痛症」と呼ばれ、腰の筋肉・靭帯・関節などに急な炎症が起こって強い痛みが走る状態のことです。
▼ よくあるきっかけ
物を持ち上げたとき
朝の起き上がり動作
くしゃみ・咳
顔を洗う前かがみの姿勢
子どもを抱き上げたとき
しかし 本当の原因は“日常の積み重ね” のことがほとんど。
ぎっくり腰の主な原因
① 筋肉の疲労・硬さの蓄積
座りっぱなし、立ちっぱなしが続くと、腰まわりが固まり痛みのリスクが上がります。
② 姿勢不良(猫背・反り腰)
姿勢の崩れは、腰にかかる負担を倍以上にします。
③ お尻・太ももの筋肉の硬さ
特に梨状筋やハムストリングが硬い方はぎっくり腰になりやすいと言われています。
④ 骨盤のゆがみ
左右のバランスが崩れると負担が一点に集中し、トラブルを起こしやすくなります。
⑤ 睡眠不足・冷え・ストレス
自律神経の乱れは筋肉の緊張を高め、ぎっくり腰の引き金に。
ぎっくり腰が起こった直後の正しい対処法
ぎっくり腰は 対処を間違えると長引く ことがあります。まずは以下を守りましょう。
① 無理に動かさない
痛い動作を繰り返すと炎症が悪化します。
② 発症直後は冷やす
熱っぽくズキズキ痛む時期は“炎症期”なので冷却が最適。保冷剤を薄いタオルで包んで10〜15分。
③ コルセットは短時間ならOK
痛みを軽減して動きやすくなります。ただし 長期間のつけっぱなしは筋力低下の原因 になるため注意。
④ うつ伏せや横向きで休む
「痛くない姿勢」を優先して休むのが正解。
⑤ 強いマッサージは絶対NG
炎症が広がり悪化する可能性があります。
整骨院ではどんな施術をする?
ななくさ鍼灸整骨院では、ぎっくり腰の段階に合わせて施術を行います。
● 発症直後(炎症期)
痛み・炎症を抑える施術
鍼灸で筋緊張を緩和
テーピング・固定
動作の指導(起き上がり方・歩き方)
● 炎症が落ち着き始めた時期
腰・骨盤まわりの筋緊張を調整
お尻・太もものストレッチ
姿勢改善
体幹の安定化トレーニング
● 痛みが軽くなってから
再発予防のリハビリ
背骨・骨盤のバランス調整
日常動作のクセの改善
ぎっくり腰は 再発率が高い(約70%) と言われています。「痛みが取れたら終わり」ではなく、原因にアプローチすることが重要です。
ぎっくり腰を予防するには?
長時間同じ姿勢を続けない
お尻・もも裏のストレッチ
骨盤を立てて座る習慣
睡眠を十分にとる
冷えをためない
小さな習慣の積み重ねが大きな予防になります。
まとめ
ぎっくり腰は突然起こりますが、本当は“日頃の疲労・姿勢のクセ・筋肉の硬さ”の積み重ねが原因です。
正しく対処すれば回復が早まり、再発も防ぐことができます。
【ななくさ鍼灸整骨院】
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